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2018年8月19日日曜日

ある人の証言

「新たなワイルドカード」の末路について

お久し振りです。

>これから、「女らしさを得て、(疑似的に)女になる」というロールは、新たなワイルドカードとしての男の生き方、ということになっていくのではないでしょうか。

と、以前コメントした者です。

最近集中豪雨の裏で、こんなニュースが出て来ていることをご存じでしょうか。

お茶大、トランスジェンダー学生受け入れへ(注:ここでトランスジェンダーはMtoFのことです)
this.kiji.is/386399700477068385

しかしTwitterをはじめとしたネットでは、お茶の水女子大のこの方針に対してフェミが猛反発しているのです。
togetter.com/li/1243820

ただそれでも、MtoFは女性よりも弱者パワーを発揮できる能力が高いのでしょうか、こうしたツイートは現時点ではほとんど削除され、その関係で上記Togetterでも魚拓から引用するという形で論が述べられていますが、それでもMtoF排除に関して物凄い凄まじさを感じ取れます。

-上記サイト内より引用-
こういうトランス排除言説がこれほど多くの拡散があり、かつ、拡散をしてしまう人たちがミサンドリーを拗らせて、フェミニズムの理論をある程度知っていると思われる人たちがやるのだから、絶望的な気分になってしまう。

こういう発言をしてしまう人が、以下のようなプロフィールになっていることも明記しておく。
「反ミソジニー」を標榜する人がmtfを排除するグロテスクな現実を多くの人に直視してもらうことを願う。

mtfの友達が自殺してしまったことがあるんだけど、その子を追いやったのは結局こういう眼差しだった。女の子として生きてたし、彼氏もいた。それでも同性の集団に拒まれて、欲しかった居場所が奪われて、すごくつらそうだった。
-引用ここまで-

また、某掲示板(あえてリンクは張りません)では以下のような表現による反発もありました。
「体は男なのに女になりたいなんて米青ネ申病の男の為になんで本物の健常者女性が我慢しなきゃないのか分からない。生まれつき子宮も卵巣も生理も無い奴は女と認めない。」
「そもそもトランスジェンダー自体が精●病の男性なので女性と認識しません。迷惑なので病気治療してちゃんと男性として生きてください、って思います。」
「なんで女性のための大学で女性が我慢して居場所を奪われなきゃいけないの?共学が苦痛なほど男性が苦手な性自認女性の男が、自らの体や戸籍は男性のままで平気なんだ~変なの」
「男性に生まれたのに性自認女性って時点でそいつの脳内が異常なんだよ」

こうした意見を見ていくと、先のコメントの中の「擬似的に女になる」という表現の意味(あえて私が「擬似的に」とつけた理由)が、分かってくるのではないでしょうか。
いくら生物学的男が女らしさを追求したとしても、「妊娠出産の能力」という生物的機能がない限りは、擬似的な女性化でしかなく、フェミ社会から排除されかねない訳です。
結局、「女の価値は妊娠出産の能力」「女は産むから偉い」という言説を最もよく理解しているのは、フェミ自身だったのです。

ただ、この一件によって、フェミとリベラルの間に亀裂が入ったのは事実でしょう。
フェミは基本的に「女は産むから偉い」⇒「だから男は女にとことん尽くし、かつ、女が男以上の地位を得ることや、女にしか認められない権利を公然と行使すること(=男性の人権を認めないこと)に対して不満を持つな」という立場であるのに対し、リベラルは「女は美しいから偉い」⇒「だから、女が男と同じことをするために女らしさを捨て(ex.グリッドガール廃止)男らしさを身に付けたように、男が女と同じことをしたいのなら女らしさ(女のような美しさ)を身に付けよ」という立場であり、考え方の根本は全く異なります。
この亀裂をいかにして大きくし、フェミとリベラルの蜜月を破壊させ、双方を潰し合わせて弱体化させていくか。
それは今後のマスキュリズム、アンチフェミニズムの大きな課題になると思います。

大河様の返信↓

返信遅れてすみません。お久しぶりです。

> お茶大、トランスジェンダー学生受け入れへ(注:ここでトランスジェンダーはMtoFのことです)
> this.kiji.is/386399700477068385
>
> しかしTwitterをはじめとしたネットでは、お茶の水女子大のこの方針に対してフェミが猛反発しているのです。
> togetter.com/li/1243820
>
> ただそれでも、MtoFは女性よりも「かわいそうランキング」の順位が高いのでしょうか、こうしたツイートは現時点ではほとんど削除されました。
> その関係で上記Togetterでも魚拓から引用するという形で論が述べられていますが、それでもMtoF排除に関して物凄い凄まじさを感じ取れます。

LGBTは女性より上というより、女性とほぼ近い地位を持つ「名誉女性」なのです。
女性 ≧ LGBT >>>>男性 というのが大まかな地位です。

つまり、男性よりかわいそうランキングが上なのです。よってかわいそうランキング底辺の男性が、「女子大に男性が入れないのは差別だ!」と提訴した福岡女子大のケースはほとんど共感を集めませんでしたが、「MtoFが女子大に入学できないのは差別だ!」という御茶ノ水女子大のケースは無下にできないのです。


> こうした意見を見ていくと、先のコメントの中の「擬似的に女になる」という表現の意味(あえて私が「擬似的に」とつけた理由)が、分かってくるのではないでしょうか。
> いくら生物学的男が女らしさを追求したとしても、「妊娠出産の能力」という生物的機能がない限りは、擬似的な女性化でしかなく、フェミ社会から排除されかねない訳です。
> 結局、「女の価値は妊娠出産の能力」「女は産むから偉い」という言説を最もよく理解しているのは、フェミ自身だったのです。

そうなんです。ある時は「産む機械発言」を女性差別とし、ある時は「女性は産むから偉い」と言う。
結局、産めることにより生じる権利は欲しいけど、産む義務は負いたくない。そんな発想から出てくる二枚舌でしかないのです。

> ただ、この一件によって、フェミとリベラルの間に亀裂が入ったのは事実でしょう。
> フェミは基本的に「女は産むから偉い」⇒「だから男は女にとことん尽くし、かつ、女が男以上の地位を得ることや、女にしか認められない権利を公然と行使すること(=男性の人権を認めないこと)に対して不満を持つな」という立場であるのに対し、リベラルは「女は美しいから偉い」⇒「だから、女が男と同じことをするために女らしさを捨て(ex.グリッドガール廃止)男らしさを身に付けたように、男が女と同じことをしたいのなら女らしさ(女のような美しさ)を身に付けよ」という立場であり、考え方の根本は全く異なります。
> この亀裂をいかにして大きくし、フェミとリベラルの蜜月を破壊させ、双方を潰し合わせて弱体化させていくか。
> それは今後のマスキュリズム、アンチフェミニズムの大きな課題になると思います。


そう願います。ただ、リベラルとフェミは相当に癒着しているので今回の件はなかったことになる気もします。
今までフェミと共同戦線を組んできたリベラルが、フェミの差別発言を咎めることができるか。それにかかっていますね。

注意:女性専用社会の「The Red Pillを観賞して」からのコメント(http://senyousociety.blog79.fc2.com/blog-entry-61.html#cm)からの引用

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