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2016年6月29日水曜日

嫉妬は人を狂わせる! 嫉妬の感情を抑えるための方法!

(心と体を大切にしよう 嫉妬は人を狂わせる! 嫉妬の感情を抑えるための方法!からの引用・抜粋)

 嫉妬、妬みとは

① 好きな人の愛情が自分より魅力的な人に向けられたときに感じる感情です。ヤキモチとも言います。好きな人への愛情が強くなればなるほど、嫉妬心も強くなります。

② 自分より優れている人(容姿、能力、財産など)を見ると怒りを感じることがあります。その怒りが嫉妬です。

 なぜ嫉妬してしまうのか

嫉妬の原因
1、他人と比較している
2、自分に集中していない
3、自分に自信がない(不満)
4、現実を受け入れていない
5、恐れている
6、都合の悪い妄想を、自分の都合のいいように膨らませている。
7、理想が高すぎる
8、競争心が激しすぎる
9、劣等感が強すぎる
10、強欲すぎる















 
  嫉妬しやすい性格

自信のない人・劣等感の強い人

劣等感の強い人は自信を持って生きることができません。そのため好きな人ができても安心できません。自分より魅力的な異性が現れたら、好きな人はその異性に奪われてしまうという不安があるからです。

そんな不安を抱える人の前に魅力的な異性が現れたら、その不安が大きくなります。その魅力的な異性と自分を比べて羨ましさと劣等感も抱きます。劣等感は悔しさを抱かせます。同時にその魅力的な異性に対して敵意を持ちます。その異性が自分の好きな人を奪う可能性があるからです。敵意は人に怒りを抱かせます。さらに悔しさも人に怒りを抱かせます。敵意によって生じた怒りと悔しさによって生じた怒りが入り混じった感情、それが嫉妬です。

劣等感が強い人は依存心も強い
また劣等感の強い人は依存心も強い傾向があります。自分に自信がないから誰かに頼りたいという気持ちが強いのです。依存心が強い人は独占欲も強いです。劣等感が強く依存心の強い人は依存の対象(好きな人)が自分が安心して生きていくのに必要な存在だからです。それくらい劣等感の強い人は一人で生きていくことが不安なのです。さらに劣等感の強い人は承認欲求も強いです。

劣等感の強い人がなぜ承認欲求が強いのか?
愛されることによって自分の存在価値を高めたいからです。「愛される=自分に愛される価値がある」という認識が人の中にはあります。なので愛されれば自分に価値があると思うことができます。劣等感の強い人は愛されることによって自分の劣等感を少しでも軽くしようとしているのです。劣等感が強いほど相手の愛情を求めるのは自分の劣等感を少しでも軽くしたいというメカニズムが働いているからなのです。
だから劣等感の強い人ほど独占欲が強くなります。自分の劣等感を少しでも解消するために少しでも相手に愛されようとします。その気持ちを邪魔する異性が現れれば嫉妬します。

自分より優れた人を見て嫉妬を抱くのも劣等感があるから
劣等感が強い人ほど自分より優れた人を見ると嫉妬を抱きます。でも、ただやみくもに相手に嫉妬を抱くわけではありません。相手の優れた部分が自分の求めるものであったときだけ嫉妬を抱きます。
自分のその優れた部分(優れた才能、多額の財産、美しい容姿、圧倒的な人望など)を求める気持ちが強ければ強いほどその自分が求めるものを持っている相手に対しての嫉妬も強くなります。

求める気持ちが嫉妬心のエネルギー源
嫉妬心が強い人は求める気持ちが強い状態にあります。求めるものは人それぞれです。走る能力を求めている人もいるし、美貌を求めている人もいます。腕力を求めている人もいるし、財力を求めている人もいます。その求める気持ちの強さは人それぞれ違います。すごく求めている人もいればたいして求めていない人もいます。

すごく求めている人がすごく強い嫉妬をする可能性を常に秘めています。そんな人の前にその人が求めるものを持っている相手が現れたら激しく羨ましさと妬ましさを感じるでしょう。奪い取りたいと思ってしまうくらい羨ましいさと妬ましさを感じるでしょう。

たとえば、このブログを読んでいる方の中に、子どもの頃、どうしてもほしいものがあった方がいると思います。僕も子どもの頃、どうしてもほしいものがありました。大人気ゲームソフト「ドラゴンクエスト」です。どうしてもドラクエが発売日にほしかった。そして友達より先にドラクエを楽しみたかった。でも、僕は発売日にドラクエを手に入れることはできませんでした。予約していたんですが、お店の手違いで手に入れることができなかったのです。

友達は発売日にドラクエを手に入れました。

僕はその友達が羨ましさと妬ましさを覚えました。その友達からドラクエを奪ってプレイしたいさえ思いました。そんな自分に自己嫌悪を覚えました。でも僕はそれくらいドラクエがプレーしたかったのです。それくらいドラクエがほしかったのです。それくらいドラクエを求めていたのです。その強く求める気持ちが僕に強い嫉妬心を抱かせたのです。もし、僕がドラクエになんか興味のない子どもだったら嫉妬なんて抱かなかったでしょう。でも残念ながら僕はゲームが大好きだった。ドラクエが大好きだった。だからドラクエを強く求めていた。でも手に入れられなった。求める気持ちを満たすことができなかった。だからドラクエを手に入れた友達に激しく嫉妬した。

以上のエピソードから「求める気持ちが嫉妬心のエネルギー源」の意味をわかっていただけたと思います。基本的に大人になっても嫉妬のメカニズムは変わりません(変わるのは求めるものだけです)。嫉妬の源は常に求める気持ちです。求める気持ちのない人は嫉妬は抱きません。でも、人は生きている限りなにかを求めます。つまり、人は生きている限り嫉妬をする可能性を秘めているということです。

劣等感の強い人は自分の劣等感を消してくれるものを求めています。その求めるものを他人が持っていた場合嫉妬心を抱きます。劣等感の強い人が激しく愛を求めるのは愛の価値によってその劣等感を少しでも消したいという気持ちがあるからです(もちろん純粋に愛されたいという気持ちもあります。でも劣等感の強い人は愛の価値によって劣等感を軽減したいという気持ちが強い)

 嫉妬のデメリット

1、嫉妬をすると自己嫌悪を抱いてしまう

嫉妬をする自分に自己嫌悪を抱きます。嫉妬が醜い、劣った感情だという認識があるからです。自己嫌悪を抱くと自分に対して怒りを感じます。嫉妬を抱くたびに自分に対して怒りを感じます。その怒りはやがて憎しみに変わり、自分を傷つけるようになります。嫉妬するたびに自分を傷つけるようになります。その傷つけ方はどんどんひどくなっていきます。

2、良好な人間関係を築く上で大きな障害となる

 嫉妬のせいで他人とのコミュニケーションに支障をきたすことがあります。嫉妬は人を攻撃的にします。その攻撃性を悪口や陰口、いじわるといった方法で解消しようとする人がいます。そういう陰湿な人は人に避けられる傾向が強いです。相手は自分のことも影では悪口を言っているのではないかと疑いを持つからです。悪口を言われてよい気持のする人はいません。相手によけいな疑いを持たれる行動は人間関係をぎくしゃくさせます。嫉妬心のおもむくままに悪口や陰口を言うのは慎んだほうがいいと思います。

3、嫉妬深い女性はアルツハイマー型認知症(AD)発症リスクが高い

スウェーデン・イェーテボリ大学による研究
 研究は1968年にスタート。スウェーデン在住の800人の女性(研究開始当時の年齢は38~54歳:平均年齢46歳)を対象に、38年間にわたり追跡調査を行ってきたもの。この間、74年、80年、92年、2005年に中間調査を実施している。追跡対象者に対しては、神経症的傾向と外向性・内向性のレベルを調べる「アイゼンク(モーズレイ)性格検査」を実施。AD発症の判断は、精神障害 の国際診断基準と個々人の病歴や保健データに沿って行った。このほか、過去5年間のうちに1カ月以上続く睡眠障害や神経過敏、短気、過緊張などストレス反 応があったかどうかも調べている。

研究結果
38年間の追跡期間中、153人の女性が認知症を発症し、このうち104人がADを発症した。また、ストレス反応の有無や性格検査に基づくデータ とクロスしてみると、「罪悪感を持ち、怒りや不安、嫉妬、不機嫌」などに陥りやすい「神経症的傾向」で内向的な女性は、最もAD発症リスクが高いことが示 された。該当女性の4分の1がADを発症していたのである。
ソース
嫉妬はわが身に仇をなす アルツハイマー発症リスクが上昇|男の健康|ダイヤモンド・オンライン

 嫉妬を気にしなくするためにはどうしたらいい?

1、「嫉妬は誰でも抱く自然な感情である」と心に刻む。

「嫉妬」は喜怒哀楽のような人間らしい感情の一つです。この感情ををなくすことは不可能です。なので、嫉妬という感情を否定するのではなく、自分の中に生じた自然な感情なんだ、だれでも抱くありきたりな感情なんだと自分に言い聞かせましょう。
自然な感情を否定することはつらいことです。食べたいという気持を思い出してください。その気持を抑えてダイエットをしているところをイメージしてください。つらくないですか?普通の人なら誰だって食べたいという気持を抑えるのはつらいです。その気持は自然な感情だからです。嫉妬も食べたいという気持と同じ自然な感情です。なので否定しないであげてください。
大事なのは嫉妬した後の行動です。どれだけ自分にとってプラスになる行動をとれるかというほうが嫉妬という感情に固執するより遥かに大事なことです。嫉妬したことにこだわるのではなく、そのあとの行動を大事にしてください。

嫉妬を否定する時間があるなら好きなことをしよう
自然な感情である嫉妬を否定することはただただつらいだけの行為です。そんな非生産的な行為はやめて好きなことをしてください。好きな音楽を聴いたり、美しい景色を見に行ったり、仲の良い友達と遊びに行ったりなど自分にとってプラスになることに時間とエネルギーを使ってください。趣味だけではなく、適度な運動やストレッチを健康のため、体力維持・向上のためにすることもお勧めです。とにかく嫉妬を否定する行為はやめて、自分にプラスになることをしてください。

2、自分の欠点に固執しすぎない

自分の欠点に固執するのはやめましょう。欠点にこだわるのは自分の中に執着があるからです。その欠点を克服したいと強く願っている。だからその欠点に執着してしまうのです。その欠点が克服できるなら問題はありません。自然と嫉妬を抱かないようになっていきます。でもその欠点を克服できない場合は永遠に嫉妬に苦しめられることになります。そうならないためにも欠点にあまり執着しないでください。自分の欠点が克服可能か否かを判断する目を養ってください。その目を養うことができれば気持をすばやく切り替えることができるようになります。
あるいは欠点の克服より自分の長所に目を向けられるようになってください。自分の長所を見ていればその間は欠点を見なくてすみます。
自分の欠点を見る回数が多い人は必然的に嫉妬する回数も多くなります。自分の欠点を見る癖がついてしまっているからです。その癖があるせいで他人と比較するとき自分の欠点を比較対象に選んでしまうのです。だから劣等感を抱く回数も多くなるのです。嫉妬を抱く回数も多くなるのです。
そうならないためにも自分の欠点に固執しすぎるのはやめましょう。

自分の能力や才能を生かせるものに打ち込むことが良い方法
固執しすぎないためには自分の能力や才能を生かせるものに打ち込むことが良い方法だと思います。絵を描くことでもいいし、小説を書くことでもいいし、写真を撮ることでもいいです。なにか自分だけの世界に入り込めるようなものを見つけてください。オタクだとか根暗だとか他人の評価なんか気にしないでください。自分の好きなことにはとことん夢中になってください。夢中になっていれば人の目なんて気になりません。自分の欠点も目に入らなくなります。
打ち込めるもの、夢中になれるもの、楽しめるもの、あなたにもきっとあるはずです。

3、自分は「犠牲者だ」と思うのをやめる

自分が犠牲者だと思うから嫉妬の対象を恨んでしまう。怒りをぶつけようとしてしまう。攻撃的になってしまう。その攻撃性に支配され、悪口や陰口、意地悪、やつあたりなどをしてしまう。自分は被害者なのだからこれくらいの悪口や陰口は許されるんだ。そう思いながらさまざまな攻撃を繰り返し、自分の嫉妬心を解消しようとする。そんな嫉妬解消法を繰り返す可能性が自分が犠牲者だと思う人にはいます。
また自分が犠牲者だと思う人の中には悲劇の主人公だと思ってしまうような人もいます。そういう人は自分は世界中で一番不幸だと思ってしまい自分の殻に閉じこもってしまいます。他人との間に大きな壁を作ってしまいます。壁を作っているのに他人に対して嫉妬してしまい、自己嫌悪を感じ、ますます自分は不幸だと思ってしまう。そんな悲劇の主人公的な悪循環に陥ってしまう。
そうならないためにも自分が犠牲者だと思うことはやめたほうがいいと思います。

4、嫉妬という感情をバネに、自信をつけるために努力を重ねる

この感情を良い方向に利用できれば、自分にプラスになります。
嫉妬という感情のエネルギーは嫉妬心が強ければ強いほど大きくなります。そのエネルギーを有効に使ってより魅力的な自分になる努力をしてみましょう。エネルギーは使い方しだいです。たとえば核エネルギー。核は正しい使い方をすれば豊かな社会を築くことができる。でも、間違った使い方をすれば社会に甚大な害を及ぼします。それは嫉妬も同じです。嫉妬を有効利用できるよう少しずつがんばってみましょう。

5、自分の良いところを見るようにする

自己評価が低ければ低いほど嫉妬を抱く可能性が高くなります。
自己価値を高めれば嫉妬することが少なくなります。
自分自身の欠点ばかり見ている人は自己評価が低くなります。どうして自分の欠点ばかり見てしまうのか?それが習慣になってしまっているからです。だから意識的に自分の美点に目を向ける努力をしてみましょう。それを続けてみましょう。そうすれば美点を見ることが習慣になります。習慣になれば嫉妬する可能性は今より低くなっているはずです。

 嫉妬の原因はすべて自分にある

嫉妬は自分の中で起こった感情です。心の中を探してみれば、感情のもつれの原因と解決方法は必ず見つかります。相手は何も悪くありません。自分の嫉妬と向き合い、自分にとって有意味な行動を選択してください。


http://kanifkdlljdl.hatenadiary.jp/entry/2015/12/22/164903

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